創建は恒武天皇の御代延歴10年4月上旬初未の日、西暦791年で今を去ること1200年前である。
小池邸は武田氏家臣が移住し、代々寺尾村の名主を務めていた家。
月江正公和尚が潮の音に心を打たれ、安住の地と定め庵を結び潮音堂と名づけたところから始まる。
日本武尊が賊に襲われた際に、ここで鞍を盾にし難を逃れたとの言い伝えがある
脇本陣は柏屋幸七がつとめ、明治元年に明治天皇が東京行幸の際、ご小休所とされた場所。
その昔、脇本陣・茶亭として多くの文人墨客で賑わった所。
江戸より40里
峠道と地蔵道の分岐点に薩た地蔵道標が置かれ、「延享元甲子年六月吉日」と刻印がある。