浜松から舞坂宿に入る手前には約700mの松並木が街道の両側に続いている。浜名湖が海に注ぐ河口のような所にある舞坂は、江戸から数えてちょうど30番目の宿になる。昔は浜名湖南の陸はつながっていたが、明応8年(1499)の大地震で陸が切れたため、このあたりを「今切」と言うようになった。